[恐怖]テキサス州・ダラスで初めて体験した脅威
- 2019.10.29
- テキサス州
10/20、夜の9:00頃だったと思います。
突然のアラート通知、それに驚き外に出てみると、強風で今にも木々が倒れそうな勢い。雨も横殴り、空を見ればあちこちで雷がゴロゴロ。
そう、やつが近づいていたのでした。
突然のアラートメッセージ
トルネード、竜巻!?
当時私は飲食店で仕事をしていました。外は夕方から雨が降り始め、お客さんはまばら。それほど忙しくない営業でした。
閉店が10:00pmのため、9:00を過ぎたあたりからそろそろ片付けかなと思っていた矢先、ポケットの中の携帯が鳴り出しました。私だけでなく、当時店内にいた全員です。
それは、「トルネードがやってくる。シェルターに避難、メディアをチェック」というもの。
当初は半信半疑、本当か?という思いでした。
外は暴風、雷雨も
外に出てみると、強風で木々がナギ倒れそうな勢い。雨も横殴り、空は真っ黒でしたが、時々起こる雷の閃光で雲の形がハッキリとわかりました。それはまるで、映画ラピュタに出てくる竜の巣のような光景でした。暗闇の中から閃光が映し出す青白い積雷雲。
その光景を目にした時、幻想的な美しさと迫力に圧倒されつつ、畏怖の念を抱かずにはいられませんでした。
しばらくして、けたたましい音量の警報サイレンが町中に鳴り響きました。
恐怖を感じつつ、いよいよ脅威が近づいているんだなと実感せずにはいられませんでした。
今、私たちがやるべきこと
しばらくして、スタッフがざわつき始めました。中には自宅が心配との声も。
ほとんどのスタッフは、車で30分かけてやってきます。
もし、帰宅途中に竜巻に出会って車ごと飛ばされては大変。
落ち着くまでは、店内にいるように伝えました。
物が飛んで来て、窓ガラスが割れる心配があるので、窓には備え付けのロールカーテンを下ろし、出来る限り窓には近づかないようにしました。
竜巻きが直撃することを想定して、建物の中心地のトイレへ避難することを想定。
避難経路を確保。
火災などの二次災害に備え、ガスはいつでも切れるように元栓をチェック。
私たちにできることはこのようなことぐらいでしょうか。
あとは無事に通り過ぎるのを祈るばかりです。
竜巻きが去った後
幸いにも竜巻きが直撃することは無く、特に大きな被害もありませんでした。安心しました。
その日の夜のニュースでは、近くのエリアの被害状況がリアルタイムでレポートされたいました。
車が横転し、建物の窓ガラスが割れている映像が流れていました(恐ろしいです、、、)。
翌日、被害の状況が明かになります。一部の道路は封鎖され、しばらくは立ち入り禁止の区間もありました。
テキサス州には、時々竜巻きが発生するニュースが日本にいた時に見たのを覚えています。しかし、それは、テキサス州でも東部の平地や牧草地であり、ダラスでは起こらないと聞いていました。
自然の脅威はいつどこで、何が起こるか分からないものです。
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