【紫本で合格】Java Silver SE11 合格体験記
- 2023.10.22
- programming
実務で使うようになったけど、何書いているのか分からない。
Javaを読めるようになりたい、自信をつけたい。
そこで、2023年2月受験を決意。同年8月に受かることができました。
この記事では、Java Silver を受験した学習方法について、私なりの体験を述べたいと思います。
これからJavaを学びたい、Javaの自信をつけたいと思う方の参考になれれば嬉しいです。
Java Silver取得までにやったこと、
紫本を周回する(10周ほど)
以下、具体的に見ていきます。
- 使用教材
- 学習方法
最後に学習を継続するための継続化のコツについて述べたいと思います。
使用教材
使用した教材は、受験に定評のある、いわゆる紫本だけです。
そして、紫本の Bronze と Silver の2冊を購入しました。
Bronze を購入したり理由は、基礎からじっくりやりたいと考えたからです。
そもそも受験を決めた理由がJavaに対する不安を無くして自信をつけたいというものです。
Bronzeで得た基礎力は、Silverでも生かされました。急がば回れですね。
学習方法
Bronzeを7周、Silverを10周ほどしました。
紫本の良いところは、章ごとにテキストと問題がセットになっていることです。そして、本試験と同様の総合問題が2回分巻末についています。
紫本を通じてJavaを理解する(合格する)までには、何度も問題を解く必要があります。
以下、具体的に見ていきます。
理解するまでに必要な3つの状態
問題が解ける状態になるには、次の3つの状態変化があると私は考えています。
- 見たことない → 見たことある
- 見たことある → 知っている
- 知っている → 理解した
それぞれ詳しく見ていきます。
「問題を解く」と想定します。
この場合、問題を読んで、全くわからない状態(解答の見当がつかない状態)を「見たことない」、もしくは、見たことあるけど「知らない」状態です。
次に、問題を読んで、解答まで見当がつくが、絞れきれない場合(例えば、5肢のうち、明らかな間違えを3肢は分かっているのに、残りの2肢で迷っている状態)を「知っている」状態。
最後に、なぜその解答になるのか説明できる状態を「理解した」と言えます。
状態から見る周回の目安
先ほど理解するまでに3つの状態変化を述べました。
ここでは、紫本を周回するにあたり、目安になる周回を述べます。
見たことないから見たことあるへ
まず、紫本を頭から、読み進めます。これを3周します。
3周することにより、「見たことない」から、「見たことある」の状態にします。
ここで大事なのは、理解しようとしないこと。
とにかく文字面を読み進めていきます。
問題についても、問題を読む即解説を読むでいいです。
とにかく、ここでは「見たことある」状態を目指します。
わからないことをただ読み進めていくだけですので、正直つらい作業です。飽きてきます。
それでもコツコツひたすら読み進めていきましょう。
知らないから知っている
3周終わったら次の段階です。見たことあるから知っている状態にします。
今度は、問題を解く→ テキストを読む → 問題を解く を繰り返します。
ここでは、問題を解く量を増やします。
例えば、
1章の章末問題を解く → 1章のテキストを読む → 1章の章末問題を解く → 2章の章末問題を解く → 2章のテキストを読む → 2章の章末問題を解く→ 3章章末問題…
という具合に1章分について2回問題を解いていきます。 巻末の総合問題についてもそのまま解いていきます。
4周目で問題を解く際に意識したいことは、解けそうだっだら解いてみる。解けなそうだったら即解説を読むです。
「問題を解いてみよう!」とチャレンジしてみることが大事です。
解けないと判断したら、即解説を読みます。
「解けそうだな」と感じたら解いてみてください。もし、解いてみて、「分からないな…」と思ったら、「2択に絞る」まで頑張ってください。
私は、2択に絞るまで解説を見ないというルールを自分に課していました。本当にわからなったら、勘でもいいので2択に絞ってみてくだい。
ここでは、問題を解く→ テキストを読む → 問題を解くを2周してみてください。
ここまで、全体で5周しました。問題につては、7周です。
ここまで来ると、ほとんどが、知っている状態となっているはずです。
正答率でいうと50%ぐらいといったところでしょうか。
理解した問題も増えてきます。
全く分からない、見たことない状態からしたら大きな成長です。
知っているから理解したを増やしていく
ここまでで、なんとなく不得意分野が見えてきます。
問題を解いてもなかなか点数が伸びない分野です。
そこで、ここでは、不得意分野に絞って周回をします。
不得意分野の章を先ほどと同じく、問題を解く→ テキストを読む → 問題を解くを2周します。
それとは別に巻末の総合問題2回分も2周します。
(総合問題については、不得意分野に限らず全て解いていきます。)
ここで、不得意分野を少しでも潰しいきます。
最後の仕上げ
ここからは、本試験までの最後の仕上げです。
やることは、ひたすら問題を解くです。
1章の章末問題からひたらすら問題を解いていきました。
ここで、チェックボックスを活用します。
正解した問題にはチェックをつけ、不正解にはチェックをつけずに次に進みます。
チェックが3つ付いた問題はもう解く必要はありません。
つまり、ここでは、問題だけを最低3周しました。
もちろん、必要であればテキストを読んでも構いません。
これまで、理解できていなかったものが理解が深まることがあります。
また、問題ばかり解いても飽きてきます。だから、たまにテキストを読んでみても良いかなと。
そして、3つ付いたチェックの問題が全体の8割になったら、本試験に臨んでも大丈夫かなと思います。
継続化
紫本を10周ほどするのは正直大変です(しかも2冊)。
なんといっても量が多い。
だから、私は、半年ほどかかりました。
それでも、諦めずにコツコツやることが大切かなと思っています。
そこで、ここでは諦めないようにコツコツやりぬく継続化のコツについて述べたいと思います。
結論
- 毎日やる
- ちょっとやる
- 紫本は、常に持ち歩く
それぞれ詳しく述べます。
毎日やる
出来れば決まった時間にやるのがいいです。
私は、毎日朝起きたら、紫本を開いていました。
午前中は集中力が高いのでオススメです。
ちょっとやる
毎日やるのはわかった。それでは、どれくらいやるの?と思った方もいるかもしれません。
結論として、ちょっとやるです。
これは、次回負担にならないぐらいにやるです。
週末まとめてやっていた時期もありましたが、次にやるときに「また、あれだけの量をやるのか...」と大変だった記憶が蘇り、なかなか手がつけられないことが多々ありました。
「今日は気分が乗らないからやらなくていいかな..」と思う時もあるかも知れません。
そんな時は、1ページだけ読んでみる、1問だけ解いてみるだけでもいいです。
とにかく、全くやらない日を作らないことです。
そして、ちょっとでもやった自分を褒めてあげてください。自己肯定感が上がり、継続化が進みます。
紫本を常に持ち歩く
これは、スキマ時間を利用します。
先ほどのちょっとやるに通じますが、スキマ時間にちょっとやるです。
通勤時間、休憩時間、待ち合わせの時間等、ちょっと時間が取れるなと思ったら、紫本を開きます。
だから、紫本は常に持ち歩いていました。
まとめ
・使用した教材は紫本だけです。そして、基礎力をつけたいなら、Bronzeからやるのがオススメです。
・理解するまでには3つの状態があります。
見たことある → 知っている → 理解した
・見たことある状態
ひたすら読み進めます。理解しようとしないこと。
・知っている状態
問題を解く量を増やす。解答の選択肢が2択になるまで考えてみる。
・理解した状態
3回正解した問題はもう解かなくても良い。
・継続化
①毎日やる
②ちょっとやる
③紫本を常に持ち歩く
本記事が参考になったら嬉しいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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