PostgreSQL pgAdmin4が起動しない時の対処法

PostgreSQL pgAdmin4が起動しない時の対処法

PostgreSQLをインストールしして、pgAdmin4を起動していたが、ある時、pgAdmin4が起動しなくなってしまった。
「Waiting for pgAdmin 4 to start…」 の画面が出るがしばらくすると消えてしてしまう。

原因としては、maxOS Sonomaへ更新したことによる不具合ではないかと考えている。
以前の環境として、
max OS は Catalina。
PostgreSQLは、14であった。

解決方法としては、PostgreSQLのアンインストールと再インストールで解決ができた。

PostgreSQLをアンインストールする

まずは、古いPostgreSQLのアンインストールをする。

  1. 「アプリケーション」>「ユーティリティ」と進み「ターミナル」を開く。
  2. 次のコマンドを貼り付けて動作させる:sudo /Library/PostgreSQL/9.1/uninstall-postgresql.app/Contents/MacOS/installbuilder.sh
  3. 管理者パスワードが求められたら入力。

上記のコマンドでPostgreSQLをアンインストールしても、起動ディスクにファイルが残る可能性がある。 これらのファイルを削除するには、ターミナル上でさらにいくつかのコマンドを実行する必要がある。

  1. sudo rm /etc/postgres-reg.iniと入力する
  2. エンターキーを押す。
  3. その後こちらも入力する。 sudo rm -rf /Library/PostgreSQL
  4. 実行する

上記を実行したら、Applicationフォルダ配下のPostgreSQLのフォルダをゴミ箱に移動する。

PostgreSQLを再インストールをする

以下のサイトからインストールする
PostgreSQL公式サイト、ダウンロードページ

サイトに入ったら、Mac OS Xの列から16.2バージョン(2024/2/24現在、最新)のDownloadをクリック。

インストーラーが起動したら、ダウンロードしたファイルをダブルクリック。
箱に緑の矢印が絡んだ絵のウインドが開き、その中にあるappファイルをダブルクリックするとインストーラーが起動する。
途中でスーパーユーザー(postgres)のパスワード入力が求められる。このパスワードは、後で必要になるのでメモしてとっておく。

インストールが完了したら、「Stack Builder」を起動して追加でツールなどを追加することを英語で聞かれる。
今回はチェックを外して、「Finish」ボタンを押して完了。

最後に

max OSの更新頻度は多い。しかし、他のアプリケーションとの互換性があるため、安易に最新化するのではなく、互換性を確認しながらアップグレードをする。
不具合を恐れて、いつまでもアップグレードができないのは、それはそれで、セキュリティ面で問題があると考える。