サンフランシスコ、メイヤー市長より非常事態宣言。ウイルスは免疫力をあげて防ぐ
- 2020.03.04
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2/25 2020
サンフランシスコ のメイヤー市長より、コロナウイルスに関する非常事態宣言が発令されました。
2/27現在、サンフランシスコにて感染者が出ているというニュースは聞いていませんが、世界的に広がるコロナウイルス。来たるべき危機に備えてとのことでしょう。
そんな中、最近、僕が読んだ本が自身の免疫力をあげることができるというものでした。コロナウイルスに限らず、インフルエンザも流行っているこの時期、人類はウイルスとの戦いと言っても過言ではありません。
ここらで、自身の内なる体と対話をして、免疫力をあげてみてはいかがでしょうか?
今回は、健康に関する書籍の紹介です。
この紹介が皆様の一助になれれば幸せです。
目次
1「腸にいいことだけをやりなさい」著書、著者紹介
2 腸を良好に保つメリット
3 腸に喜んでもらうには?
(1)腸がよろこぶ食べ物
(2)腸がよろこぶ生活リズム10カ条
(3)腸内最近をよろこばせる、毎日の習慣15カ条
4 終わりに
1「腸にいいことだけをやりなさい」著書、著者紹介
著書「腸にいいことだけをしなさい」 扶桑社
著者 東京医科歯科大学名誉教授 医学博士
藤田紘一郎 著
2 腸を良好に保つメリット
腸の中には腸内細菌が住んでいます。
彼らの働きによるメリットは以下の通りです。
p6より
⑴病原体を排除します
⑵食物繊維を消化します
⑶ビタミンB群、ビタミンKなどを合成します
⑷幸せ物質を作り出しています
⑸免疫力の70%は腸内細菌が決定しています
特に⑴の病原体の排除、O–157菌やノロウイルスを飲み込んでも腸内細菌が正常に存在するれば、これらの病原体を排除できます。
3 腸に喜んでもらうためには?
自身の腸を良好に保つための方法として、本書のコラムからご紹介したいと思います。
(1)腸がよろこぶ食べ物
「お・な・か・は・す・き・や・よ」
p80−89より
「お」…オリゴ糖
ビフィズス菌の好物がオリゴ糖。
このオリゴ糖をとることによりビフィズス菌はよく働いてくれます。
たまねぎ、長ネギ、ごぼう、アスパラガス、ニンニク、とうもろこし、バナナ、はちみつ、これらの食品にオリゴ糖が多く含まれています。
本書では、焼きバナナをおすすめしています。
皮ごとグリルの弱火で5分ほど焼く。
バナナのデンプンがオリゴ糖に変化する為、大量にオリゴ糖が摂取できてオススメです。
「な」…納豆などの大豆製品
納豆は、腸内細菌にとって優秀な食物です。
発酵食品であること
食物繊維が豊富であること
大豆由来のビタミンやミネラルがたくさん含まれていること
本書では、納豆は夜に食べることをオススメしています。
腸が活発にはたらくのが夜。
各ビタミン、ミネラルの作用や整腸作用がはたらきやすくなり、また、寝ている間の血流がスムーズになります。
「か」…海藻類
海藻類には食物繊維が豊富
こんぶ、めかぶ、もずく等のネバネバ、ヌルヌル成分にはフコイダンやアルギン酸などの健康成分が豊富に含まれています。
「は」…発酵食品
味噌、醤油→麹菌
納豆→納豆菌
ヨーグルト→ビフィズス菌
ぬか漬けなどの漬物→乳酸菌
こうした、発酵食品をとることにより、腸内が酸性に保たれ、善玉菌が増えやすい環境が整えらてられます。
「す」…酢
酢には短鎖脂肪酸の一種である酢酸があり、酢があることで腸内細菌は効率よく短鎖脂肪酸を生成できます。
腸内環境を短時間で整える事ができます。
本書のおすすめは、酢たまねぎ。
たまねぎを酢に漬け込むだけ。
作り置きもでき、腸内細菌のエサである、たまねぎに含まれるオリゴ糖も摂取できます。
「き」…キノコ類
キノコには、腸の機能を活性化させる機能がたくさん詰まっています。
なかでも、免疫力。
キノコにはβ–グルカンという免疫増強物質が豊富に含まれていて、がん細胞の増殖を防ぐのにも有効とされています。
「や」…野菜類
腸内細菌は食物繊維で育ちます。
食物繊維と言えば、野菜。
葉物野菜、根野菜、豆類から、日々の食事でたっぷりとりたいです。
本書のオススメとして、食前キャベツの習慣。
食事に箸をつける前に、生のキャベツを小さなお皿に1杯分たべます。
満腹感が得られやすく、食べすぎを防ぐ事ができます。
また、キャベツには抗酸化作用が高く、ニンニクに次いで2位だそうです。
ここで、僕のオススメのサラダの食べ方です。
僕はドレッシングを使っていません。
ドレッシングに使われている保存料などの添加物を取りたくありません。
シンプルにオリーブオイルと塩、胡椒だけ。
これに、おこのみでバルサミコ酢などの酢を加えても美味しいです。
オススメです。
「よ」…ヨーグルト
ヨーグルトの乳酸菌には、腸内環境を改善させる働きがあります。
ただし、注意したいのが自分に合ったヨーグルトを見つけることです。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌には、ビフィズス菌、ブルガリア菌、カゼイ菌、クレモリス菌といったようにいろいろと種類があります。
一つのヨーグルトを1〜2週間ほど食べ続け、腸に良い変化があるか見極める必要があります。
最近、お通じがよくなった!
そう思ったらその乳酸菌は、あなたにとってのベストフレンドです。
肉食について
本書では、
肉はどんなに年をとっても週二回はとりましょう!
とすすめています。
肉には、体内で合成できない必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。
僕はお肉が大好きなので、毎日でも食べられます。
こんな方は、食べすぎに注意です!
肉のとりすぎは腸内細菌のバランスを崩してしまいます。
悪玉菌を増やしてしまい腸内の腐敗が進んで、体調を崩したり病気を引き起こす原因になります。
なんでも、バランスが大事ということですね。
(2)腸がよろこぶ生活リズム10カ条
p192–201より
1 朝の光を浴びること
2 1日3度の食事を決まった時間にとること
3 起床後、コップ1杯の水を飲む
この時、水道水よりは、ミネラルウオーターがオススメです。
4 朝は深呼吸と軽い体操を
5 朝食と昼食の間は4〜6時間開ける
6 炭水化物をとるなら昼食時に精製されていない玄米、雑穀米などを。
7 間食は控える
8 運動をするなら夕方がベスト
9 夜食は「寿命を縮める」と心得る
10 夜は強い光を浴びないようにする
(3)腸内細菌をよろこばせる、毎日の習慣15カ条
p250~259より
1 手づくりのものを食べる
2 「残留農薬」「遺伝子組換え食品」に注意する
3 よくかんで食べる
一口30回以上!
4 油を替える
サラダ油、コーン油、ゴマ油などの「オメガ6脂肪酸」は取りすぎに注意
オススメは、亜麻仁油、エゴマ油などの「オメガ3脂肪酸」。
また、良質なオリーブ油、ココナッツオイルもオススメ。
5「トランス脂肪酸」は絶対にとってはダメ
6 水道水はなるべく飲まない
7 腸がよろこぶ水を飲む
非加熱のミネラルウオーターがオススメです
8 お酒は無理に我慢しなくてもいい
ただし、飲み過ぎに注意です
9 ウオーキングは腸がよろこぶ運動のひとつ
10 太極拳やヨガもオススメ
11 ピロリ菌は除菌しないほうがいい
12「シャワーだけでサッと済ます」のはNG
13腹巻きをして寝る
14恋する気持ちを忘れない
15よく笑うと、腸もよろこぶ
4 終わりに
どうやら、健康で長生きする為には腸が重要らしい!
僕は昔から食べる事が大好きで、太りやすい体質。
太ってはダイエット、太ってはダイエットを繰り返してきました。
その影響か、体の健康に気を使ってきた健康オタク!
そんな、僕がたまたま書店で見つけたのが今回紹介した本書です。
腸内細菌は私たちの体を宿主として生きています。
その為、私たちの体が弱ってしまっては、腸内細菌にとっても不都合。
腸内細菌たちは私たちの健康を守る為せっせと働いてくれているのです。
一方、脳は自分の欲望のままに行動します。
脳の栄養素はブドウ糖。その為、甘いものが大好き。
不必要に食べ物を取ると、それを分解、吸収、排泄する腸は大忙し。
また、脳は不安な気持ちを増大させます。
一方で腸は幸せな気持ちを作っているという事がわかってきました。
脳は欲望まみれ、腸は体に正直者!
もし、あなたが健康で幸せで前向きな気持ちで日々の生活を過ごしたいのであれば、腸の声に従って生きてみてはいかがでしょうか?
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